先月まで外構や龍神さまの石垣の積み直し、水道工事、本堂前の整備など、境内諸々の工事をしてもらっていました。
工事中ご不便をおかけした皆さま、ご協力ありがとうございました。
工事に関してはとても古いものばかりで、施工をお願いしたガーデンプラン加藤さまと職人さんたちには大変なお手間をおかけしました。
丁寧に心のこもった工事をしていただき感謝しております。
なかでも手水鉢まわりは素敵にデザインしていただき、とても使いやすくなりました。
周囲の大きくなっていた庭木を剪定して間隔をあけて植え替えてもらったのでスッキリサッパリしました。
手水鉢の「顒若」とは、東洋最古の書と言われる「易経」中の一節
「観
盥而不薦 有孚顒若」
観(かん)は盥(てあら)いて薦(すす)めず 孚(まこと)有(あ)りて顒若(ぎょうじゃく)たるべし
の最後の2文字で「ぎょうじゃく」と読みます。
意味は穏やかに慎み敬う心。
ここで手口を清め、心も整えて慎んでお参りしましょうということでしょう。
明治十六年未(ひつじの年)七月に奉納されたもの。
地域が甚大な被害を受けた自然災害や戦争を乗り越えてきました。
またこれから先の時代まで残していきたいと思います。
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