
2月21日・22日 涅槃会

涅槃会(ねはんえ)は旧暦2月15日、お釈迦さまが入滅された日に行われる法会。
今から約2500年前に仏教を開かれたお釈迦さまの遺徳を偲び、感謝を捧げる、仏教において大切な行事の1つです。
今年も寺宝「釈迦大涅槃図」を掲げまつり、西照寺伝統の「ねはんだんご」をお供えして涅槃会を営みました。

1日目はお写経会参加の皆さまに涅槃法要に参列いただきました。
その後、涅槃図を拝観。
はじめて実際に涅槃図をご覧になった方も、涅槃図に詳しい方も、解説を聞きながら細部に至るまで熱心に鑑賞されました。
2日目は御詠歌のメンバーが集まってお釈迦さまを偲び
『釈迦牟尼如来涅槃和讃・御詠歌』など何曲もお供えされました。
そのほかの時間帯にはお釈迦さまに惹かれるように、ご縁ある方々がお運びくださいました。
おかげさまで温かく素敵な涅槃会を勤めることができました。

お参りの方へのお土産は、ねはんだんごです。
昔から涅槃会のおさがりは、厄除け・無病息災のお守りとして、尊くありがたい物でした。
手作りの素朴なお団子ですが、皆さまとても喜ばれました。

お釈迦さまとご先祖さまに感謝を忘れず日々精進を重ね、人々の安寧と世界の平和を祈ります。

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