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御詠歌絵伝〜お大師さま〜

     
宗祖弘法大師ご誕生1250年慶讃行事
⚫︎弘法大師像御開帳
⚫︎弘法大師御詠歌絵伝
   
    
令和5年12月3日(日)
15:00〜16:30
 
  
宗祖弘法大師空海さまは宝亀5年(774年)6月15日に生まれたと伝わっています。
本年はご誕生1250年目の奉祝年であり、西照寺では慶賛行事として「弘法大師像御開帳」ならびに「弘法大師御詠歌絵伝」を行いました。
 
「御詠歌絵伝」は、「弘法大師行状絵図」に沿ってお大師さまの一生を伝えるもので、伝統芸能である「お絵解き」と「御詠歌の調べ」を組み合わせた西照寺オリジナルシナリオ、初公演です。
リハーサルとシナリオ修正を重ねて当日を迎えました。
     
   
御詠歌講員さんははじめてのことで緊張気味。
    
子どもたちやお参りの皆さまは屏風絵を前に何が始まるのだろう?と楽しみに待たれました。
     
始まりは住職による御宝号奉詠
「南無大師  南無大師遍照金剛」
      
  
そしてお誕生からご入定までの各場面に御詠歌を添えながら、お大師さまのご生涯を辿ります。
 
  
数々の偉業を成し遂げられ、高野の奥の岩陰にご入定されたお大師さまは、今も私たち衆生をあまねく照らしてくださっています。
     
御詠歌「遍照」を奉詠し、最後にお参りの方も全員で合掌し御宝号をお唱えしました。
     
  
皆さまきっと、お大師さまを胸に心強く手を合わせられたことと思います。
    
    
初公演を終え、皆さんに率直な感想をお尋ねしたところ、
     
「見て聴いて退屈せず楽しめた」
     
「説明がわかりやすく、勉強になった」
     
「色々な御詠歌を聴けて良かった」
      
「参加できて本当にありがたい」
  
などなど、良い時間を過ごしていただけたようでほっとしました。
    
お参りの皆さま、御詠歌講員さん、お手伝いいただきました方、どうもありがとうございました。
    
  
祈りを学びの小さな古寺
鳳凰山西照寺