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文化財講座まち歩き

     
令和5年7月7日
   
【文化財講座】
愛西市生涯学習課企画「あいさい物語」
──市江の伝説を巡るまち歩き
  
  
西照寺はまち歩きルート最後のポイントになっており、猛暑の中を15名の方が元気に訪ねて来られました。
  
本堂に入っていただき少し休憩。
そして西照寺の歴史と文化財について、文化財担当の職員さんと郷土研究家の方から解説がありました。
  
  
主なポイントは次の3点

◯西照寺は甚目寺観音の観音さまを海で拾い上げた甚目龍麻呂さんが、598年(飛鳥時代)に建てたお寺。御本尊はただいま300年ぶりの大修理中。
  
◯平安時代前期の仏像で全国でも例がない逆手の薬師如来像。信長の長島一向一揆焼き討ちの際、田んぼに埋められて焼失を免れた。
   
◯夢のお告げで西照寺に移ってきた地蔵菩薩坐像。のちに名古屋空襲で元の寺院は全焼。霊験あらたか。
   

   
歴史が長くて沿革が複雑ですが、皆さん熱心に聞いておられました。
地元に古いお寺と仏像が残っていることを知ってもらえて良かったです。

お参りくださりありがとうございました。
  
  
  
祈りと学びの小さな古寺
鳳凰山西照寺