令和5年5月3日
三重県いなべ市の長楽寺さまへ、秘仏馬頭観音さま20年ぶり1日限りの御開扉にご縁いただき、信徒さんたちと出掛けました。
ゴールデンウィーク後半初日で絶好の行楽日和、木曽三川公園への一本道が大渋滞でしたが、橋を越えていなべ市に入るとスイスイ。
鈴鹿や養老の山々、のどかな田園風景が広がり、別世界に来たかのようでした。
そして藤原岳の麓近くにある曹洞宗の長楽寺さまへ。
細くて長い、絵になる参道と階段を上がり切ると本堂に到着しました。
さらに少し上ったところに立派な観音堂がありました。
内陣へ上がらせていただくと熱心に話し合っている人たち。
ん?聞き覚えのあるお声?
イラストレーター・文筆家・奈良市観光大使の田中ひろみさんでした!
仏像巡りや仏像講座、書籍出版などなどご活躍の田中ひろみさん。
5年前に突然西照寺に訪ねてこられて以来、特にご詠歌の活動を応援してくださっています。
ふいにお会いできて嬉し楽しいひとときでした。
仏像についてはこちらの記事をご覧ください。
↓ ↓ ↓
中日新聞Web 達人に訊け!田中ひろみの仏像大好き!
観音堂の石碑に和歌(御詠歌)が刻まれていましたので、御宝前にて御詠歌を奉詠させていただきました。
楽譜も鈴鉦もありませんが、住職、おくり、生徒さんの3人で、練習なしのぶっつけ本番♪
馬頭観音さまに届くよう至心にお唱えしました。
お堂番の役員さんが「久しぶりに御詠歌を聴きました、ありがたい」と言ってくださいました。
ひろみさんはとっさにビデオ撮影してくださいました。
その場で歌詞だけ見てお唱えする貴重な体験ができて良かったです。
お稚児さんにコンサートやお餅まき。
地元の皆さんやいなべ観光協会さんがお手伝いされていて、心温まるお祝い行事でした。
以前、西照寺の御開帳にもお参りいただいた秘仏グループの方々や信徒さんご夫婦にも偶然出会うという、日本各地の方といなべで再会できた不思議な日でした。
ご仏縁に感謝いたします。
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