伝統民芸「刺し子」を楽しむ「刺し子ちくちく会」を毎月1〜2回開催しています。
刺し子は日本の伝統的な技法で、今から500年ぐらい前に東北地方で始まったといわれています。
ふきんや衣服の補強・保温のために重ねた布を刺し縫いしました。
その模様は、厄除け、健康、長寿、恵み、子孫繁栄などの願いが込められた縁起の良い伝統柄が数多くあります。
地域によっては、女の子が生まれたら刺し子ふきんを縫いため、お嫁に行くときに持たせたそうです。
近頃は様々な材料が販売されていて手軽に始められる刺し子。
伝統に新しい感覚をプラスした刺し子が大人気です。
西照寺のちくちく会には小学生から高齢の方まで。
刺し子を覚えながら世代を超えた交流の場にもなっています。
そして、裁縫が苦手でできるかどうか心配される方も含めて、これまで参加されたおそらく全員の方が、刺し子の魅力を一回で体感されています!
・見た目よりすごく簡単!
・ふきんの手触りが良い
・糸の色がきれい・かわいい!
・気持ちが落ち着く・癒される
・仲間と楽しい時間が過ごせる などなど。
それから活用編として
・刺し子をするために家事などを素早く終わらせるようになった!
・病院や送迎の待ち時間も刺し子をして時間を有効に使える
・家族や友人にほめられる
・完成品をプレゼントすると喜んでもらえる
・お弁当包み、ランチョンマット、マスクにリメイク!
・1人の時間も、コロナで外出自粛でも、自宅でちくちく楽しく過ごしている などなど。
皆さまそれぞれの楽しみ方、使い方をしていただいて、とてもうれしいです(^^)
昨日も素敵な方々お集まりいただき、ちくちくしながら和やかなひとときでした(^^)
出来上がった作品を見せていただくのも楽しみです。
Rさんのふきんは色とりどりでかわいい!
たくさん作っては友人にプレゼントされています。
同じくRさんの作品、素敵な大判クロス!
刺し子をはじめて1年でこんな大作を完成され、昨日初めて参加された方たちも驚いておられました。
こちらは先月はじめて刺し子体験されたKさん、夢中になってなんと4枚も縫ってこられました!
縫うことに苦手意識を持っておられたけど、苦手だったことが楽しい!好き!になりました(^^)
ちくちく会には刺し子に興味を持った方が各地から集まり、毎回ちがうメンバーで数時間を共にします。
ちくちくしながら色々な話を聞けたり、お写経の時のように黙々と集中する間があったり。
お互いにまた会えるかどうかはわからない一期一会の素敵な会です。
おかげさまで4年目になります。
皆さまどうもありがとうございます。
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